谷地どんがまつり

谷地八幡宮の例祭。毎秋9月の敬老の日を含む土・日・月曜日。
1日目の午後の舞楽奉奏・屋台巡演・深夜にはかがり火の舞楽と浄暗の中の御輿渡御はとくに厳かな雰囲気です。
2日目の御輿還御の2kmにも及ぶ行列は、特に華やかです。3日目は、屋台巡演の終末を飾る提灯屋台・伝統行事競演パレード・競演が行われ祭りのフィナーレを光の演出で飾ります。競演は年番により6台~9台の屋台が一堂に会して、お囃子と歌踊りを鮮やかに競いあいます。
谷地の舞楽
谷地の舞楽は、谷地八幡宮の神職をつとめる林家が伝承し、大阪四天王寺系の舞楽として1,100余年もの間にわたって伝えられました。
日本四大舞楽のひとつに数えられ、古代の様式を多く伝えるものとして評価されています。
谷地奴

谷地八幡宮例祭の御輿還御に先頭で露払いをつとめ、その勇壮な振り姿と、面白い掛け歌入りで、振り奴としては、類のないものと賞賛されています。
力強く、長く伸ばす掛け声と、独特の振り歌で練り歩く様子は圧巻で、とくに振り始めと終りの「立て」は見事と評判です。
その起源はあきらかではありませんが、明治初期ころかといわれています。
先頭は挟み箱・立て傘・台傘・大鳥毛・黒熊毛・白熊毛からなり、それぞれに付き人が付くほか、先払い・わらじ持ちの27・8人で構成されます。いでたちは、前結びの鉢巻・紺の半纏・赤股引き・白前掛け・脇差を帯刀にして、デフォルメされた大きな煙草入れと煙管を帯びています。
囃子屋台

八幡宮例祭のにぎわい行事として、毎秋9月の敬老の日を含む土・日・月曜日の3日間、町内を巡演します。
屋台の前には、各々の町印が若衆に担がれたり、曳かれたり、ぐるぐると曳き回され先ぶれをします。
各町内は、それぞれ独自の囃子を鳴らしながら巡演し、踊りを披露します。
古くは担がれたが、明治には荷馬車に乗せ、昭和になると車に屋台を組み曳きました。
伝統行事競演パレード
祭りのフィナーレを光の演出で飾ります。各町内会の高張提灯と弓張提灯がろうそくの明かりをともし、また提灯屋台が幻想的な雰囲気をかもし出します。奴を先頭に、3日間練り歩いた囃子屋台が一堂に会してお囃子と歌踊りをあでやかに競い合い、クライマックスを迎えます。
どんがまつりのみどころ
◆1日目 谷地の舞楽奉奏/奴・囃子屋台巡演/ごらんじょう詣り/神輿渡御/夜遊の舞楽/提灯屋台展示
◆2日目 神輿還御・奴・囃子屋台巡演/ 谷地の舞楽奉奏/ 提灯屋台展示/谷地八幡宮例大祭/豆奴巡演
◆3日目 囃子屋台巡演/民謡・歌謡ショー/伝統行事競演パレード(夜)
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