町長の部屋

町長ご挨拶

  *河北町長 森谷 俊雄
  河北町長 森谷 俊雄

河北町民の皆様、河北町を応援していただいている皆様へ

~町民主役の活力あるまちづくり~「動く つながる 夢叶う」

 

河北町長の森谷俊雄です。ようこそ「雛とべに花の里」へ。

河北町は、山形県のほぼ中央にあって、山形空港を表玄関とし、東北中央自動車道東根IC、東根北IC、山形自動車道寒河江IC、山形新幹線さくらんぼ東根駅からは車で10~15分に立地する「山形県の玄関口の町」です。万年雪を抱く月山や、雄大な朝日岳、樹氷で有名な蔵王を遠くに望みながら、山形県の母なる川最上川と、清流寒河江川に囲まれた風光明媚な自然環境にあります。

町の花「紅花」は室町時代の昔から盛んに栽培され、江戸時代から明治時代にかけて紅花の集散地として栄えました。最上川を下り、日本海を渡り、京都・大阪に送られ、最上紅花の名声を全国に博しました。そして、紅花を上方に運んだ船は、帰り荷として生活必需品はもとより、享保雛・古今雛・竹田人形・御所人形など、多くの優れた上方文化をもたらし、雅やかな雛や紅花染めの衣装を纏って舞う舞楽などの文化遺産が今も受け継がれ、暮らしに息づいています。また、おいしいお米や牛肉、さくらんぼをはじめとする果物、秘伝豆、長芋、イタリア野菜をはじめとする多彩な野菜など、バラエティに富んだ食材が生産され、美味しい日本酒、冷たい肉そば、ソースカツ丼など有名な食文化やスリッパをはじめとする特産品づくりが全国へ、海外へと発信されています。

河北町に暮らし、河北町を応援して下さる全ての皆様の思いと力を結集し、山形県の玄関口として、先人が受け継ぎ、育み、築き上げてきた文化や地域の宝・魅力を不断に磨き続けながら、人と企業を呼び込み、魅力ある雇用と仕事を興し、活力と安心、賑わいのあるまちづくりを進めていきたいと考えております。皆様の行動が、お一人お一人の夢、ご家族の夢、地域の夢に向かって、必ずや地域で、地域を超えてつながっていきます。少子化、人口減少という現実に直面しながらも悲観することなく、町民の皆様との未来志向の「対話」をスタートに、「参加と連携」による町民主体のまちづくり、変化に対応できる柔軟で果敢な町政に邁進してまいります。