消防団の処遇

更新日:2023年03月31日

消防団員に対する報酬・手当て・公務災害補償・退職報償金などをご紹介します。

団員の報酬と出動手当

消防団員は、給与を受けて生活の資とする職務ではありませんが、その労に報いるための年報酬や、水火災、訓練などの職務に従事した場合、その都度出動手当と称する費用弁償をしております。

1.消防団員年報酬

階級ごとの消防団員年報酬
階級 団長 副団長 分団長 副分団長 部長 班長 団員
年額 180,000円 121,000円 91,000円 74,000円 56,000円 39,000円 16,500円

2.出動手当

階級にかかわらず、1人あたり1回につき1,000円の出動手当てが支給されます。

団員の公務災害補償

消防団員が公務により死亡したり、病気やケガをした場合には、本人や遺族に対して、その損害を補償します。

1.療養補償

公務による負傷または病気にかかったときに、それが治るまでに必要な費用が支給されます。

2.休業補償

公務による負傷又は病気によって働けなくなり、収入が得られなくなったときに、その期間について支給されます。

3.傷病補償年金

療養を始めてから1年半経過しても治らず、なお長期の療養を必要とする場合、その等級に応じて年金が支給されます。

4.障害補償

身体に障害が残ったときは、その等級に応じて年金か一時金が支給されます。

5.介護補償

特定の傷病等級以上の年金を受給する原因になった障害のうち、介護を受けたために支出した費用が支給されます。

6.遺族補償

公務により死亡した消防団員の遺族に対して、年金または一時金が支給されます。

7.葬祭補償

公務により死亡した消防団員の葬祭を行うものに対して、葬祭費用が支給されます。

消防団員の退職報償金

消防団員が、多年にわたり在職して退団した時に、その労苦に報いるため、在職年数や階級に応じて退職報償金を支給しております。但し、団員経験5年未満は除かれます。

勤務年数ごとの退職報償金
階級 勤務年数
5年以上
勤務年数
10年以上
15年未満
勤務年数
15年以上
20年未満
勤務年数
20年以上
25年未満
勤務年数
25年以上
30年未満
勤務年数
30年以上

団長

239,000円

344,000円

459,000円

594,000円

779,000円

979,000円

副団長

229,000円

329,000円

429,000円

534,000円

709,000円

909,000円

分団長

219,000円

318,000円

413,000円

513,000円

659,000円

849,000円

副分団長

214,000円

303,000円

388,000円

478,000円

624,000円

809,000円

班長・部長

204,000円

283,000円

358,000円

438,000円

564,000円

734,000円

団員

200,000円

264,000円

334,000円

409,000円

519,000円

689,000円

福祉共済制度に加入

この事業は、1人あたり年額3,000円の掛金による共済制度で、全団員分の掛金は河北町で負担して加入しております。

詳しくは以下をご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

防災危機管理課 防災危機管理係
電話番号:0237-73-2111(代表) 内線:215~219
ファックス番号:0237-72-7333
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