No.30猫についてお願い
ご意見の要旨 令和3年11月29日
先日●●地区の堤防で、怪我をした野良猫を保護しました。 壊死した尻尾を手術し、メス猫だったので同時に避妊手術をしてもらい、 回復を待って里親さん探しをする予定です。 堤防の周辺の畑には野良猫が多くいます。 今回見つけたコのように、機械に巻き込まれ大怪我をしたり、車にはねられたり、 冬を乗り越えられず春になって雪が消えると丸まった状態で 亡くなっている猫を見つける事もあります。 そんな猫を見るたびに心が張り裂けます。 どうか、猫を捨てないでください! そして飼い猫は室内飼いにしてください!
手術済みの飼い猫であっても、外へ出してしまっては飼い主の目が届きません。 飼い主の見えない所で、ご近所の敷地でフンをしたり庭でいたずらをしたり 迷惑をかけている可能性があります。 道に飛び出して交通事故にあう危険もあります。 飼い猫は家の中で、を徹底していただきたいです。
そして手術済みでない飼い猫を外に出している場合、 野良猫との交尾でますます野良猫が増えてしまいます。 もしくは、飼い猫に子猫が生まれ、その子猫を飼えないからと捨ててしまう心無い人もいます。 一番無責任な飼い方で、そのような方に猫を飼う資格はありません。 飼い猫で、子猫を望まない場合は、避妊・去勢手術をしてください。 猫を飼いたいと思った時は、手術、年に 1回のワクチン、そして病気をしても老猫になっても 途中引っ越しなどがあっても、最後まで責任をもって飼う事ができるかよく考えていただきたいです。
それから町へのお願いです。 野良猫は TNR で地域猫として人と共存できる町を作れないでしょうか? 「野良猫にエサをあげないで」だけでは解決できません。 なにより猫たちに罪はありません。彼らはただ必死で生きようとしているだけです。 これからますます寒さが増し、過酷な日々となりますが、「エサをあげないで」という事は 「見殺しにして」と同じ事ではないでしょうか…。
もちろんみんながみんな猫好き、動物好きではないのは承知しています。 でも動物愛護管理法にもあるように、「人間と動物が共に生きていける社会を目指す」努力をし、 動物の権利を守る事も人と社会の責任だと思います。
最後に...猫を迎えたいな、と思われた時、ペットショップへ行く前に一度 保護猫ちゃんたちに会ってみてください。定期的に保護猫譲渡会も開催されています。 血統証つきの猫ちゃんも可愛いですが、そうでない猫ちゃんも変わらず可愛いですよ!
(町内女性)
回答の要旨 令和3年12月3日
メールをいただきました、「野良猫が地域猫として人と共存できる環境づくり」について、地域猫活動については、県の猫の適正飼育ガイドラインでも紹介されており、うまく機能すれば地域の野良猫問題の解決にも有効と考えられます。
ただし、実施の前提として地域住民の理解と協力が不可欠であり、実際活動を行うためには、町民の皆様から地域猫についての理解を深めていただくことが必要と考えています。
現時点では、愛情をもってマナーを守って飼ってくださる飼い主も多い一方で、残念ながら一部の心無い飼い主による遺棄や、手術をしないことによる多頭飼育の問題が発生しており、周辺住民の方々からの苦情など、様々な生活環境問題につながっている状況です。
そこで、まずは「動物を捨てることは犯罪である」ということの周知徹底や、「室内飼い」・「不妊去勢手術」の啓発など、飼い主の「飼い方対策」に力を入れ、野良猫を増やさない体制をつくり、地域猫活動ができるまでに状況を改善することが必要であると考えます。
現在、町では犬と猫の飼い方マナーの啓発を広報誌に掲載し、マナー向上の周知を行っておりますが、今後一層力を入れるとともに、猫の遺棄が減るように、警察からも河川敷付近のパトロールの強化をお願いしております。
まちづくり推進課生活環境係 0237-73-2111
この記事に関するお問い合わせ先
企画財政課 広報広聴・統計係
電話番号:0237-73-2111(代表) 内線:225, 226
ファックス番号:0237-72-7333
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更新日:2023年03月31日