No.26広報かほく10月15日の一般会計「2億3569万円の黒字確保」は正しいですか?

更新日:2023年03月31日

ご意見の要旨 令和3年10月17日

  1. 「黒字」の意味をはき違えていませんか?「黒字」とは、収入が支出を上回り剰余金が発生することです。2億3569円は剰余金ではありません。単なる使い切れなかった余り金です。その前に、歳入と歳出を比較すると、実質4億184万円(歳入町債11億2500万円ー歳出公債費7億2316万=4億184万円)の借金をしています。「2億3569万円は、財政調整基金に1億7000万を積み立て、6568万円を令和3年度に繰り越し」と誇らしげに書いていますが、実際は1億6615万円(4億184万円ー2億3569万円=1億6615万円)の借金増加です。つまり、粉飾報告です。数字は正直です、嘘をつきません!また一般的には、「黒字/赤字」は水道事業等の企業会計の決算では使いますが、一般会計の決算では使いません。 以上、会計に関して無知な結果「黒字」と書いたのか?それとも一定の思惑を持って故意に「黒字」と書いたのか?或いは、別の理由があったのか? 元会社経営の身として、看過できません。べに花メールだけでなく、次回発行の広報かほくでも回答してください。
  2. インターネットで近隣の朝日町・大江町・西川町の広報誌10月15日号の決算報告を見てみました。果たして3町とも、町税の内訳・財政調整基金を含めた町の財産・借金残高・経常収支比率等の財政指数が4ページにわたって詳細に丁寧に書かれています。「黒字を確保した」とだけ報告の河北町とのこの違いは何なのでしょうか?町長や職員の町民に対する考え方の相違なのか?河北町の情報公開の取り組み不足と遅れを、実感しました。町長も職員の方も、インターネットで3町の決算報告を見てください!そして、河北町の決算報告と比較してください!結果は自ずと、今後の指針が見えて来るはずです。

(町内男性)

回答の要旨 令和3年10月21日

令和2年度決算についてご意見ありがとうございます。 はじめに「黒字」の記載については、従前より町の決算における歳入と歳出の差をできるだけ町民の方にわかりやすい表現として、「黒字」という表現を使用しているものですのでご理解いただけますようお願いいたします。また、この歳入に町債を含めることは、行政の決算においては一般的な表現となっております。そのうえで、こうした歳入歳出の表現について、他の自治体でも同様に黒字と表現する自治体がある一方、こういった表現を使わずに歳入と歳出を並べて記載しているところがございますので、来年度以降、表現方法については検討させていただきます。 合わせて、広報に記載する決算内容について、ご紹介いただきました3町の広報も含め、他の自治体の事例も参考に、町の決算をどのように町民の皆様にお伝えするのが最適か、引き続き研究してまいります。

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