No.6 かほくほくほく券について

更新日:2023年03月31日

ご意見の要旨 令和4年6月16日

 かほくほくほく券が昨日送付されました。
 この時節大変ありがたい助成ですが、使い方について不公平のある制度だと思いメール差し上げました。
 助成内容の使用例には当然このように満額(1枚あたり500円)使える場合の説明ですが、ご家庭により金銭事情は異なり、例えば以下のようなことは考えられないでしょうか。
 300円しか余裕がない場合500円券を使っても300円分しか助成されず、600円の買い物しかできなくなる計算になるのではないでしょうか。1枚あたり最低の助成も受けられなくなります。
 皆さんの考えは、町民全員が最低このくらいは出来るのではと仮定した考えです。
 今の時期は特にぎりぎりで生活しているご家庭も少なからずあると思いますので、もう少し町民に寄り添った制度設計にすべきではないでしょうか。コロナ対策としてこのほくほく券が考案されたのではないですか。
 半額でも結構ですので、100%使用できるような制度設計をすべきと思いますが、皆さんはいかがお考えですか?
 また、べに花メールについてメールで回答が寄せられますが、回答の内容によっては再度疑問が生じてくる場合もでてきますが、それもなかなかできません。話のキャッチボールが出来るような機会あっても良いのではないでしょうか。今は完全に一方通行です。
 私たち町民は行政が決定したことに対し不満があってもただ従い、どのように政策決定されたか、ほとんど聞く機会はありませんし、今後の政策にも参画できるような制度も、一般町民にはありません。
 べに花メールを通じ行政の責任者と直接対話が出来るような機会を作るべきです。昔からあることですが、町民と行政の間には境界というか溝があります。庁舎もそうですが、現行政はそれが顕著に表れていると感じます。町民とふれあう機会が皆無です。
 町民と語る日だけでなく、もっと行政と対話が出来るような場所や機会を作るべきですが、行政の長はもちろんのこと職員の皆さんはどう考えますか?
(町内 男性)

回答の要旨 令和4年6月21日

 この度は貴重なご意見を賜りありがとうございます。
 今回郵送させていたただきました「かほくほくほく応援券」は、1,000円以上お買い上げごとに1枚(500円分)利用できるものであります。
 これまでもコロナ禍における当町独自の消費喚起策としまして、令和2年度には町内でご利用できる7,000円分のクーポン券を5,000円で販売し、令和3年度には町民の皆さま全員に3,000円分の応援券を配布しております。県内の他の自治体の消費喚起策をみてみますと、やはりプレミアム付きの商品券やクーポン券の発行が多数であります。
 今年度のかほくほくほく応援券は、長期化しているコロナ禍に加え、原油価格・物価高騰の現況をも踏まえ、町内に本店のある事業所及び店舗における消費喚起を、皆さまの自己負担額の2倍の額で促すことを目的としたものであります。当初3,000円分の応援を想定していましたが、さらに2,000円を上乗せして5,000円分の応援券としてスピーディーに対応させていただくものになっております。
 ご指摘のとおり、応援券をご利用の際に自己負担をお願いしなければならないため、必ず所持金が必要となること、1,000円以上のお買い物にしか活用出来ないこと等、福祉的な側面への配慮に欠けているとの御指摘、御意見につきましては、今後における制度設計を検討するうえでより多くの町民の皆さまのお役に立てる支援となりますよう参考にさせていただきます。
 べに花メールにつきましては、町政に関する皆さんのご提案やご意見を幅広くお聴きするための方法の一つとして設定しているものです。対面でないことから即時の対話はできませんが、時間の制約なしに、気軽に意見を述べることができる点がメールのメリットと考えております。
 「町長と語る日」以外の町民と行政が対話する機会としましては、町長が各種団体を訪れ意見交換を行う「べに花・夢トーク」や町内会単位で地区の皆様のお話を伺う「いきいきふれあいトーク」があります。
 また、コロナ禍の中で、今年度からと遅れてしまいましたが、町の政策について町民の皆さんと直接意見のキャッチボールができる「まちづくりを語る会」を毎年実施して参ります。
 今回は町内の感染者の状況をみて、急遽、区長会の各地区の支部長の皆さんと協議のうえ実施させていただきました。こちらは、実施が予定されている町の事業や制度などの説明を通して、町政への理解を深めていただくとともに、町政に対する町民の皆様の幅広い意見を直接伺うことにより、町民参画によるまちづくりを進めることを目的としたものです。
 なお、町の計画等を策定する際には、政策立案の過程において、決定前である素案の段階から公表し、その素案に対する町民の皆様の多様な意見等を募集し、提出された意見を可能な限りその計画等に反映させていくためにパブリックコメントを行っています。
 町では多くの方と対話をしていき、町民主体のまちづくりに活かしていきたいと考えておりますので、今後ともご意見がございましたらお寄せください。
(商工観光課、企画財政課)

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