No.3 5-11歳のコロナワクチン接種のページの記載についてのお願い
ご意見の要旨 令和4年4月20日
小児の接種に関しては、慎重に行う必要があるとのことで接種券の一律送付をしない自治体が全国でわかっているだけで62あります。貴町は接種券を送付されたとのことですが、ホームページにワクチンのメリットデメリットなどの詳細情報が少ないように思います。
そこで下記をWEBサイトのわかりやすい場所にわかりやすい自治体としての言葉で追記をお願いしたくメッセージいたしました。
「小児におけるオミクロン株に対する発症予防効果・重症予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分でない。(注意:発症予防効果90.7%というのはオミクロン株が出現する前のデータ)以上をふまえ、接種を受けるよう努めなければならないという努力義務は課されていない」
「努力義務」という言葉は一般的に馴染みがなく、12歳以上の接種との違いが、データ不足により効果が不明なための努力義務適用外である事も一般的には周知されておりません。
厚労省や小児科学会のリンクを貼るのではなく、町民や保護者の皆様が理解しやすい言葉での記載をお願いしたいと思います。すでに接種券と共に注意事項を案内済みかもしれませんが、接種後の体調不良を訴える方が増え、政府も遷延する症状を訴える方が受診できるようにと言い始めていることもあり、一律送付するならば尚更、市民の皆さまがご覧になる該当ページにリンクを貼るなどではなく、わかりやすい場所にわかりやすい説明で「オミクロンへの効果不明」ゆえに「努力義務適用外」の旨を明記された方がよいと強く思います。
なぜWEBサイトへの記載をお願いしているかといいますと、もし有効性が確認できない、有効性が期待より低い、副作用リスクが上回るようなことがあれば「最終判断は自治体の裁量」とされる以上、自治体が正確な情報発信を行なったかどうかの責任も問われてしまうのではないかと危惧しているためです。
岡山県の赤磐医師会や吉備医師会は、小児の接種には慎重であるべきとの声明文を出しています。
様々な関わりがあり、簡単にはいかないかもしれませんが、町民の皆さまの安心のため、是非ともご検討をよろしくお願いいたします。
山形県内では尾花沢市がわかりやすく記載して下さいました。
町民の皆様、保護者の皆様が十分理解できるよう、サイトの分かりやすい場所への記載をどうかよろしくお願いいたします。
この件につきましては大変お手間をおかけしますが回答を頂けるようお願いいたします。
(町外 女性)
回答の要旨 令和4年4月28日
このたびは、小児(5~11歳の新型コロナウイルスワクチン接種のページ記載について、「ホームページにワクチンのメリットデメリットなどの詳細情報が少ないのでは、保護者の方が十分理解できるようサイトの分かりやすい場所への記載をお願いしたい」とのご意見をいただき、ありがとうございます。
町では、令和3年2月末に対象者に対し集団接種についての希望調査を行っております。
その際には、保護者の皆様には「ワクチン接種は強制ではないこと、周囲にワクチン接種を強制しないこと、身体的な理由や様々な理由により、ワクチン接種をすることができない人や接種を望まない人もいるので、その判断については尊重すること」、また、「ワクチンの効果や懸念される副反応については、同封の厚生労働省からの「お子様、保護者向け」リーフレットをご覧いただき、接種についてご検討をお願いいたします。」というように記載しているところであります。
接種を希望された方には、すでに3月末から1回目接種が開始されており、前もって対象者全員に個別通知をしていることで、あえてホームページ上には掲載しておりませんでしたが、ご意見をもとに今後ホームページ上にも掲載していくかを検討していきたいと考えています。
今後も、町民の皆様方の生活と健康を守るために、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。
(健康福祉課)
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更新日:2023年03月31日