紅花酒の作り方・紅粉(口紅)の精製法

更新日:2023年03月31日

紅の館
紅花酒の作り方

効用:血圧・胃腸・婦人病・神経痛等数大多くの効用があるとされている。
1 ホワイトリカー(ドライ35)1.8リットルに紅花(乱花)50グラムと中ざらめ砂糖500グラムを広口のビンに入れ、密封して20日間ねかす。
2 砂糖を溶かすため1日1回ビンを振り混ぜると良い。
3 20日間過ぎたら、広口のビンに木綿で濾しながら、花びらを取り除く。
4 冷蔵庫に入れて冷やして10日間ねかす。冷やさないと色がぬける。
5 10日間くらいねかすと飲み頃になる。そのままか、炭酸で割って飲む。
(注意)使用する紅花については、河北町で配布・プレゼントしている品種「最上紅花」も食用として使用できますが、農薬の使用など食べることを想定し、栽培された紅花を使用ください。

紅粉(口紅)の精製法
袋にきざんだ紅餅を入れている職人の様子が描かれているイラスト

1 紅餅をきざんで、一晩水に浸す。木綿の袋に入れ、よく揉んで黄汁を洗い捨てる。

袋に灰水をかけている2人の職人の様子が描かれているイラスト

2 ザルに移し、灰水をかけ、紅汁をとりだす。紅汁に梅酢を加え紅を発色させる。

紅汁に布を浸している職人の様子が描かれているイラスト

3 青苧布(あおそぬの)を紅汁に浸し、浸し染めと手絞りを何度も繰り返し紅を布に付着させる。

紅が染まっている布に灰汁をかけている2人の職人の様子が描かれているイラスト

4 紅が付着した布(これを「ぞく」という)を水洗いして、これに煮えた灰汁をかけ、紅の色素をとり出す。

紅の入った桶に梅酢を注いでいる職人の様子が描かれているイラスト

5 この紅の色素に再び梅酢を加え、絹布を敷いた紅舟に流し込む。

紅の液体を紅皿に集めている二人の職人の様子が描かれているイラスト

6 これを何回もくりかえし、絹布に沈殿した紅をすくい、瀬戸の容器(紅皿)に集める。

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