河北町の紅花を使った和紙作品が大阪万博迎賓館を飾っています

更新日:2025年07月09日

The Criimson Legacy

作品タイトル "The Crimson Legacy (紅の遺産)”

作品映像→Facebook

大阪万博会場内で、世界各国からの賓客を迎える迎賓館には、河北町の紅花を用いた和紙作品が7月25日まで展示されています。作品には、紅花がシルクロードを通って日本に来たように、今度はここから世界に発信していくようにとの思いを込めて、鳳凰が紅花の種を運び、世界を紅色に染める様子が表されています。

富山県の蛭谷和紙唯一の承継者である川原隆邦氏が、日本各地の素材を活かした新しい和紙を7点連作として展示しており、昨年河北町を訪れ、(一社)河北町観光物産協会を通じて、町の生産者等の協力を得て、刈り取った紅花や山形県産紅餅、種を使用しています。

令和7年6月30日、河北町長も現地に訪れ、作品の展示に携わりました。

町長は作品を観て、紅花の種を運ぶ鳳凰のダイナミックな姿、未来に花を咲かせながら飛んでいく姿、力強いメッセージが作品から伝わります。伝統の紅染めと共に、新しい紅花アートの可能性に期待が膨らんでいます。

紅花は、シルクロードを通って日本に来ました。山形は生産日本一の県であり、河北町は紅花で栄えた町です。最上川に育まれ、最上川を通って日本海へ。そして北前船で関西に運ばれました。

大阪・関西万博の迎賓館に川原さんの作品が展示され本当に嬉しく思います。大阪・関西万博から世界に紅花が発信されることを願っています。と語りました。

作品前にて

大阪万博迎賓館にて(写真右から川原隆邦氏、河北町地域おこし協力隊員 大岩月美、商工観光課雛とべに花の里推進主幹(兼)かほく発信・ブランド推進室長 奥山明子、河北町長 森谷俊雄)

川原氏と町長

大阪万博会場にて(写真右から川原隆邦氏、河北町長 森谷俊雄)

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