住民基本台帳ネットワーク
住民基本台帳ネットワークシステム(以下、住基ネット)は、地方公共団体共同のシステムとして、居住関係を公証する住民基本台帳のネットワーク化を図り、4情報(氏名、生年月日、性別、住所)と住民票コード等により、全国共通の本人確認を可能とするシステムです。
住基ネットの便利なところ
住民票の写しの広域交付
全国どこの市区町村でも自分の住民票の写し(本籍・筆頭者の表示を省略したもの)を取得できます。
以前は住んでいる市区町村でしか住民票の交付が受けられませんでしたが、住基ネットを活用して全国の市区町村間で住民票の情報のやり取りができるようになりました。
全国どこの市区町村でも、個人番号カード、運転免許証などを市区町村の窓口に提示することによって、本人や同一世帯員の住民票の写し(本籍・筆頭者の表示を省略したもの)の交付が受けられるようになりました。
転入、転出手続きの簡素化(転入届の特例)
これまで引越しの場合には、まず、住んでいる市区町村に転出届を行い、転出証明書の交付を受けたうえで、引越し先の市区町村に転入届を行う必要がありました。
個人番号カードの交付を受けている場合、あらかじめ郵送(特例転出)またはマイナポータルにて転出の届出を行うことにより、引越しの手続きで窓口に行くのは転入時の1回だけで済みます。
更新日:2023年04月14日