中間評価を行いました!

更新日:2023年03月31日

「健康かほく21行動計画」(平成15年度~22年度までの健康づくり計画)は、中間年度(平成17年度)と最終年度に目標値の達成状況を行い、その後の健康づくりの推進を図ることとなっています。このため、策定時に設定した43項目の評価指標に基づいて、健診結果や、16年度にご協力いただいた4,110枚の町民アンケートから評価を行ったのでお知らせいたします。

今回中間評価を行った結果、下記のような新たな重点課題を明らかにしました。それに向けて対策を講じながら、今後さらに積極的な活動を展開していきたいと思っています。

重点課題

  1. 適正な食事内容、量を知らない人が増えている
  2. 成人肥満者が増えている(特に40歳代男性)
  3. 糖尿病有病者が増えている(特に男性)
  4. 高血圧者、高脂血症者が増えている(特に男性)

新たな対策

  • 課題の多い40歳代男性への積極的なアプローチ
  • 平成16年度アンケート結果において課題の多い地区へのモデル事業の取り組み
    平成18年9月より、生活習慣病予備軍(肥満、糖尿病)の20歳~64歳の国保のかたを対象にした、厚生労働省からの補助事業「国保ヘルスアップ事業」を5年間かけて取り組みます。約4~5ヶ月間の12回の教室の中で運動・食生活など生活習慣の改善を図り、評価まで行いながら実施していきます。
    40歳代男性のかたも参加しやすいよう2回夜間の運動教室も行います。また5年間地区廻りで開催することで、平成16年度町民4,110人の方にアンケート調査を行ったことで明らかになった地区毎の課題(西里地区はみそ汁摂取回数が多く塩分のとり過ぎが課題であるなど)に対しても取り組んでいきます。
  • 「一家に一台体重計」の普及
    体重の自己管理を促すため、「一家に一台体重計」をスローガンに勧めます。まずは平成18年9月9日健康フェスティバルにおいて、83人のウォーキング参加者に配布しました。今後も広報掲載や各種チラシなどでも普及に努めていきます。
  • 手ばかり法、食事バランスガイドの普及
    適正な食事内容、量を知っていただくために平成18年6月に具体的に自分の手のひらに乗せた食事量を示した「手ばかり法チラシ」をカラー印刷にて作成し、全戸配布や健康教室などに努めています。
    また、平成17年6月に「食事バランスガイド」が国で策定されたことで、手ばかり法と同時に普及に努めています。
  • 職域(職場)との連携
    成人肥満者が増えている40歳代男性の働き盛りの方々への生活習慣病対策は町の保健事業だけでなく、事業所における健康増進事業の役割が大きいと思われます。現在村山保健所主催で実施していますが、今後、町でも職域と連携して健康づくり事業を展開していくため、平成18年度は事業所へアンケート調査を依頼し情報収集を行っていきます。

関連ファイル

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉課 健康づくり係
電話番号:0237-73-2111(代表) 内線:127~129
ファックス番号:0237-72-7333
お問い合わせフォーム